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2020年5月6日水曜日

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2017年1月18日水曜日

[大人の区境を行く(3)] 都内唯一のレンガ造りアーチ橋「弐郷半領猿又閘門」




今回の「大人の区境を行く」は、葛飾区の北限(笑 大場川沿いです。


地図を見てみましょう。




左の地図は1900年頃の大場川と中川の合流地点あたり。右の地図は現在です。


左の地図では中川が大きくU字になって大場川を合流させていますが、1950年代には右の地図のように中川は直線となり、大場川はより西側で中川で合流することとなります。


今回の話題はこのU字型だったころの中川と大場川の合流地点にあった「弐郷半領猿又閘門」。


上の地図では青い丸印のところにあります。


「にごうはんりょう-さるまた-こうもん」


と読みます。


弐郷半領とは、大場川の北側の地名。


猿又は、少し前まで水元猿町と呼ばれた大場川の南側の地名。

その間にある「閘門」ということですね。


閘門(こうもん)あるいはロック(英語: Lock)は、水位の異なる河川や運河、水路の間で船を上下させるための装置である。閘門の特徴は、固定された閘室(前後を仕切った空間)内の水位を変えられることで、これに対して同じく船を上下させるための装置であるケーソンロック(Caisson lock)、ボートリフト、運河用のインクライン(Canal inclined plane)などでは閘室自体を上下させる。

本来は水の量を調節することで、船の航行などに利用するものです。


しかしこの古利根川(中川)は水量が一定せず氾濫も多かったことから、大場川や小合溜(現在の水元公園)に増水時に水を引き込み、水量を安定させるために作った閘門でした。




橋に設置された説明を読むと、江戸時代は木の橋だったようですが、明治時代金町に煉瓦工場ができたこともあり、この閘門をレンガ造りにしたとのことです。


金町の煉瓦工場については、以前ブログで書きましたのでこちらを参考にしてください。


金町では銀座路地のレンガを作っていたのですから、この閘門のレンガと銀座のレンガは同じということですね!



小合溜(大場川)側からみた閘門です。



寄ってみると重厚なレンガです。


3つのアーチからなっています。



下流側のアーチは数が多いですね。


真ん中のアーチを中心に、左に2つ、右に2つ、全部で5つアーチがあります。


上の写真(大場川側)は3つでしたから、複雑な作りをしていますね。



下流側には、ふたりの作業する人の小さな銅像があるのですが、この人達はなにをしているのだろう。


もしかするとこの堰の開け閉めをしているところかもしれませんね。



もう一度先ほどと同じ地図です。


閘門から右に赤く伸びた線は、葛飾区と埼玉県八潮市の区境。


八潮市の名前の由来は「八幡村」と「潮止村」などが一緒になったので「八潮」とのこと。


こんな内陸の地名まで「潮」という字がつくのは、江戸の昔でも中川を遡って東京湾の潮が逆流してくるぐらい、葛飾の土地は平坦で低地だったということですね。


2017年1月16日月曜日

[大人の水元] 上質な時間が流れる喫茶店が水元公園にありました「珈琲達磨堂」



水元公園散策の帰り道。


ちょっと休憩!って思ったら「珈琲達磨堂」を発見。



珈琲達磨堂は岩槻街道沿いに大きな看板と大きな石の達磨さんがいるので、すぐにわかりますよ。


岩槻街道沿いといえば、江戸の頃から水元周辺で一番栄えていたところ。


昨年の「一丁目一番地(27)」でも取り上げたエリアですね。



歴史のある水元小学校も近く、今でも古い木造校舎が残されています。



そんな岩槻街道沿いの「珈琲達磨堂」。


大きな屋根の2階建ての建物です。



中に入ると、この二階屋、吹き抜けでした。


クラッシクの室内楽が流れる店内。



壁に嵌めこまれたステンドグラス。


アンティークな置物が、所狭しと並んでいます。


外の喧騒とは雰囲気が一変する店内。


落ち着いた、静かな時間が流れています。


ほかにもお客様がいたのですが、図書館のように静かな店内には、マスターの珈琲を入れる音だけが響いていました。



メニューにも達磨さんの絵が。


飲み物も食べ物も、いろいろあります。


お店のこだわりは、お店紹介文にも出ています。


当店では、珈琲豆が本来持つ甘味の要素を最大限引き出す様抽出を行なっております。

「苦過ぎず、酸っぱ過ぎず、仄かに甘い珈琲」 その味わいは、冷めてからでも美味しくお召し上がり頂けると思います。

また、自家製のケーキやピザ、その他の軽食類や当店オリジナルの地ビール等もご用意させて頂いております。

古民家材の梁の下、アンティーク照明やステンドグラスが織り成す灯の空間で寛ぎのひと時をお過ごしくださいませ。(食べログ

珈琲は達磨堂ブレンド、そして小豆とホイップクリームのトーストを頼んでみました。



珈琲は、まさに「苦すぎず酸っぱすぎず」。


豆の美味しさが丁寧に引き出されています。


飲んだ後、珈琲の心地よい余韻が残ります。


トーストは柔らかく、サクサクに焼かれていました。


小豆とホイップは、冷たく冷やされていて、トーストの温かさとのコンビネーションが抜群。


小豆も砂糖ではなく小豆本来の甘さが生かされていて、しつこさがありません。


丁寧に作られていることがわかるので、食べる方も一口一口丁寧に食べたくなりますね。


雰囲気のあるお店なので、ドラマなどの撮影も多いようです。


有名な方々の色紙がたくさん飾られていました。


忙しい毎日のなかで、ちょっとだけホッとできるような時間と場所。


そんな上質なお店が水元公園にありました。


関連ランキング:喫茶店 | 金町駅京成金町駅八潮駅


珈琲達磨堂喫茶店 / 金町駅京成金町駅八潮駅
昼総合点★★★★ 4.5

2016年10月26日水曜日

[大人の一丁目一番地(25)] 水元1-1に行ってきたよ。葛飾区指定有形文化財「水元尋常小学校旧校舎」をみる。





葛飾区水元1-1に行ってきました。




水元地域のど真ん中。葛飾区水元は、三角の土地です。


水元一丁目一番地は、この三角形の左下の角にあります。


水元は、他の葛飾区の大部分と同じく、江戸時代以降は広い田んぼの広がる農村地帯でした。

とくに水元は、いまもそうですが、鉄道機関が遠く、静かな田園風景が広がっていたものと思います。

「位置ニ於テ都心ヲ遠サカレル水元村ハ交通機関不備ニシテ村ノ発展ヲ助長スルモノナク、隣接諸町村ノ急速ナル発展ニ取リ残サレタル観アリ。

本村ノ交通機関トシテハ隣接セル金町ニ通ズル京成電車ヲ利用スルニ止マリ、村内ヲ通過スル交通機関全クナシ。

而テ村ノ中央部一帯ハ田畑ニシテ、家屋ハ其ノ周囲ヲ馬蹄形ニ包囲シ、未ダ全ク農村ノ域ヲ脱セザル情勢ニアリ。

本村ノ如ク全ク都心ヲ隔リタル地域ハ交通機関ノ完備スルニ非ザレバ、今後ノ発展遅々タルヲ免レザルベシ。

村ノ事業施設も亦概シテ見ルベキモノナシ。」(wikipedia)



さて、この長閑な農村地帯に、明治後半一つの小学校ができました。

「水元尋常小学校」です。

上の1900年頃の地図の赤い丸のところに学校の記号が見えますね。
右の「小合溜井」は、現在の水元公園。

その左手の網掛けの部分が住宅密集地ですので、そこからちょっと離れたところに、それこそ田んぼの真中に水元尋常小学校はありました。


水元尋常小学校は現在の水元小学校です。


水元小学校の片隅には、大正14年建造の木造校舎が現存しています。


都内では唯一残っているとのこと。


昭和57年まで使用されており、その後内覧できたのですが、現在は外観を見ることしかできません。


やはり鉄筋コンクリートの校舎と違い、温かみがあり、居心地も良さそうですよね。


私も小学校時代、(葛飾ではないのですが)木造校舎を使っていた時期があります。


しかしこんな大正時代の西洋建築のおしゃれなものではなく、外観も杢目そのままでした。


水元尋常小学校はハイカラでしたね。


明治維新後、1889年小学校令が発布されるまで、この水元には私塾市原堂という学校がありました。



市原大次郎という方の私塾でした。


東京の端っこ(失礼)ながら、そして田畑の広がる水元で、教育を熱心に行う人がいた。


こういう熱意が、日本の礎を築いてくれていたのだと思います。


市原大次郎については、別途調べてみようと思います。

2016年5月8日日曜日

[大人の株式会社] 葛飾に本社がある上場企業シリーズ最終回。300万時間以上無事故の土木会社。「たいせい」じゃないよ、「おおもり」だよ。「大盛工業」

会社HPより

葛飾の上場会社シリーズ、最終回は「大盛工業」です。



この会社と取引している方、葛飾には多いんじゃないでしょうか。


会社名の読み方は、「おおもりこうぎょう」です。


下水道工事や不動産事業、最近では太陽光パネルなどの新規事業も手掛ける二部上場の会社です。


来年で創業50年です。


下水道工事では、OLY工法という安全で効率的な工法の特許を持っている会社です。


下水道工事はなくなることはないですし、OLY工法で低コストでできたら、それはいいですよね。



バイククローゼット
会社HPより
太陽光パネルの販売や、バイククローゼット事業などもやっているんですね。


地元の会社としてがんばってほしいですね。

















2016年2月10日水曜日

[大人の水元] 昨日はニクの日だからこれ!。今年はじめての「中華一番」は大人気の一品。



葛飾で1,2位を争う「うまい中華料理」を食べさせる、水元「中華一番」さんに行ってきました。


まだ2月上旬だけど、「最高気温14度かも」という天気予報のお姉さんの言うことを(今日だけは)信じて、チャリを飛ばしてきました。


葛飾区なんてたいして広くない、と思っていたものの、自宅のある葛飾区の南のはずれから中華一番のある北のはずれ(失礼)はやっぱり遠い。


しかしこの店は時間を掛けてくるだけのことはあるんです。




チャリで西水元の住宅街に入ると、遠くからでも赤が目立つファサード。


お店に入ると、大きな声で「いらっしゃぁい」の声。


お父さんとお母さんと二代目の息子くん。


三人揃っていらっしゃいませ!の声で出迎えてくれる。


今日は2月9日。2(ニ)9(ク)の日ということで、オーダーは「焼肉ライス」と決めていた。


焼肉ライス?中華料理で?


焼肉ライスは中華一番の大人気メニューです。


分厚い焼肉が4枚!


どーん!と運ばれてきた。


お店の3人は運んでくる時も


「お待たせしましたー。ごゆっくりどうぞ〜」


と声をかけてくれる。


噛みごたえのある分厚い焼肉。たまらん。


実は、ここの焼肉の魅力は肉に厚みだけじゃない。


このタレがうまい。


焼肉ライスにはキャベツが大盛りついてくるのだけど、タレの掛かったキャベツだけでご飯一杯は食べれるぐらいうまいタレだ。


甘辛いだけじゃない。


コクがあって、口に含むと舌に絡んできてうまみが口の中に広がる。


中華一番の焼肉ライスは、分厚い肉とこのうまいタレが魅力なのだ。


そうそう忘れてはいけない。この店の3人が掛けてくれる大きな声こそが、味をもう一段おいしくしてくれているのだ。


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2015年12月31日木曜日

[おとなのかつしか] 今年もありがとうございました。今年最後の記事は12月の人気記事トップ5。


2015年12月も「大人のかつしか探訪」を読んでいただきありがとうございました。


今年最後の記事は、12月によく読まれた記事5本を紹介しますね。


2016年からは、食べることばかりではなく、あちこちのイベントや葛飾の歴史も記事にできたらいいなと思っています。


ではランキングスタート!

第1位 亀有 なかや鮨




[大人の亀有]創業90年。亀有でキラリと光る鮨屋「なかや鮨」で至福のランチを喰らう


亀有駅から歩いて5分。
創業90年。まさに宝石箱のようなキラキラとみずみずしいお寿司が食べられることで評判の「なかや寿司」さんに行ってきました。




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第2位 水元 中華一番

[大人の水元] ここでしか食べれない絶品中華を食べに行こう!「中華一番」のうま煮そばで、心も体も温まる。

新小岩に住む私が、自転車を漕いで40分弱。どこにでもある街の中華料理屋さんなのだけど、ここにしかない味に出会えるお店だ。


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第3位 青砥 小江戸



[大人の青砥] 青砥駅から89歩。寄らずには帰れない青砥の関所「小江戸」ならうまい肴とうまい酒のコスパが良すぎる!

青砥から歩いて1分。歩数にして89歩。 路地を入ったビルの二階に「小江戸」はある。斜め45度上を向いてお店の看板を探そう。





第4位 堀切 光陽楼



[大人の堀切] さて皿の数は全部でいくつ?「光陽楼」の700円の「市場直送カキフライライス」で満腹だぁ。

以前から「皿数多いよ」という話を聞いていたので、もうそれが楽しみで楽しみでお店の前までスキップでいきそうになっちゃった。




第5位 青砥 アオトコーヒー



[大人の青砥]アオトコーヒーって知っている?そこはちょっとだけ時間がゆっくり流れる陽だまりでした♬

お店の場所はすぐにわかった。
亀有新道と水戸街道の交差点のすぐ脇。
きれいな水色の扉がある珈琲屋さん。
喫茶店、という構えじゃない。






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2015年12月25日金曜日

[大人の検定] 葛飾検定第11問:水元の「縛られ地蔵」ってなんで縛られちゃったの?



過去の「葛飾検定」はこちら


今回から1記事1ブログで紹介しますね。



第11問:水元の縛られ地蔵は、〇〇の命令により縛られている。

南蔵院HPより
縛られ地蔵。


お地蔵さん、縛られちゃってます。


なにしちゃったんでしょうか?


ちなみにこのお地蔵さん、葛飾区水元の水元公園の近くにあります。


業平山南蔵院というお寺さんに置かれています。


このお寺さん、歴史が古いですねぇ。在原業平から名前をとった「業平山」なんですね。


さて、縛られ地蔵。


このお地蔵さんの由来は、江戸時代大岡越前守忠相に遡ります。


南蔵院さんのホームページから引用してみましょう。

江戸時代の享保年間、八代将軍徳川吉宗の治世。日本橋にある呉服問屋の手代が南蔵院の境内でうっかり一眠りしている間に反物を荷車ごと盗まれてしまいました。
 調べに当たった名奉行、南町奉行大岡越前守忠相は、「寺の門前に立ちながら泥棒の所業を黙って見ているとは、地蔵も同罪なり、直ちに縄打って召し捕って参れ」と命じました。
 かくして地蔵はぐるぐるに縛られ、車に乗せられ江戸市中を引き廻され南町奉行所へ。物見高い野次馬が、どんなお裁きが始まるかと奉行所になだれ込みました。
 頃を見計らった越前守は門を閉めさせ「天下のお白州に乱入するとは不届至極、その罰として反物一反の科料申附ける」の一声、奉行所にはその日の内に反物の山が出来ました。
 手代に調べさせるとその中から盗品が出て、それからそれへと調べると当時江戸市中を荒した大盗賊団が一網打尽となったのです。
 越前守は地蔵尊の霊験に感謝し、立派なお堂を建立し盛大な縄解き供養を行いました。
 以来、お願いするときは縛り、願い叶えば縄解きするという風習が生まれ、盗難除け、足止め、厄除け、縁結びなど、あらゆる願い事を聞いて下さる霊験あらたかな地蔵尊として祀られています。

大岡越前守忠相といえば目安箱や小石川療養所の設立などとともに「大岡裁き」で有名ですね。


縛られ地蔵はこの大岡裁きのひとつに数えられるんですね。これは行ってみなければ。


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葛飾区がいっぱい

2015年12月14日月曜日

[大人の水元] ここでしか食べれない絶品中華を食べに行こう!「中華一番」のうま煮そばで、心も体も温まる。


新小岩に住む私が、自転車を漕いで40分弱。


どこにでもある街の中華料理屋さんなのだけど、ここにしかない味に出会えるお店だ。


どれもうまい。


ハズレはない。


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おいしい記事がいっぱい!


お店の一番人気は「焼肉ライス」だ。


山盛りキャベツの上に厚みのある焼肉が甘辛いタレに絡まってどーんと乗っている。


ご飯の丼も大きめだが、この焼肉に胃が刺激され思わずおかわりしそうになる。


今日も焼肉ライスを頼もうと思っていた、家を出るまでは。







家を出てから自転車を漕いでいるうちに、さすがに冬の寒空のもと、なにか温かいものが食べたいなぁ、という気分になってきた。


ならば「うま煮そば」だ。


これしかない!いやメニューには温かいものもいろいろあるけど、僕の中ではイチオシである。


とろ味スープが、野菜や豚肉の味を引き立たせる。


細くない麺がこのとろ味スープによく合う。温かいスープには太目の麺に限る。


うまい。何回か食べているけど、味が高いレベルで安定している。うまい。


この店の魅力は実は味だけではない。
夏の写真じゃないかw


美味しいお店に共通しているのは、味はもちろんスタッフの良さだ。


家族経営の中華一番にはそれがある。


笑顔と活気のある挨拶。


お店が愛されるはずだ。


その証拠に、お見せに来るお客さんだけじゃなくて、出前の電話もひっきりなしなのである。